こんにちは。ショータローです。
今回は、実際に私たち家族がファミサポ(ファミリーサポート)を1年間利用して感じた率直な感想を体験談として記事にしました。
・ファミサポの体験談を聞きたい。
・なんかトラブルはあった?
こんな思いをお持ちの人に向けて書いています。
記事の内容
- ファミサポを1年間利用しました
- 利用し始めたきっかけ
- 我が家がお世話になった提供会員の人はこんな人たち
- ファミサポを利用して良かったこと・良くなかったこと(トラブル)
私たち家族の経験が、あなたとご家族の皆様のお役に立てれば嬉しいです。
ファミサポを1年間利用しました

私たち家族は1歳の息子を預かってもらうのに、2016~2017年の1年間ファミサポさんにお世話になりました。
ここでは
- 利用し始めたきっかけ
- 利用したときの実際のパターン
- 我が家がお世話になった提供会員の人はこんな人たち
について書いています。
利用するまでの手順や流れ、料金などについてはこちらの記事で具体的にわかりやすく書いていますので、ご参考にしていただければと思います。
利用し始めたきっかけ
私たち家族が利用し始めたきっかけは、夫婦共働きで1歳の息子の保育園の送り迎えに行けないときがあったためです。
また、私たちは当時都内に住んでいたのですが夫婦ともに地元は地方だったため、近所に両親や親戚など頼れる人がいなかったことも理由の一つです。
息子が0歳のときは妻(当時正社員)が育休中だったので問題ありませんでしたが、1歳になり保育園に入園すると同時に職場復帰になるため、このような状況が出てきました。
妻と二人でどうしようかと、いろいろ調べていく中でファミサポとベビーシッターが候補にあがりました。
どちらがいいのかはわかりませんでしたが、当時僕自身が公務員だったこともあり、なんとなく自治体によって運営されているファミサポにするか、となった気がします。
まあ本当はベビーシッターに比べて、ファミサポのほうが圧倒的に安いというのがあったのですが...苦笑
実際にファミサポの説明会に参加し、担当者の感じも良かったのでそのままファミサポを利用することになりました。
利用したときの実際のパターン
私たちがよく利用するパターンは、
- 保育園のお迎え+私たちの家でのお預かり+食事あり
- 私たちの家でのお預かり+保育園まで送り
の2つでした。
保育園のお迎え+私たちの家でのお預かり+食事あり
僕が仕事(泊まり)でおらず、妻が遅番で帰るのが19時40分ごろになるときです。保育園のお迎えは19時までなので、ファミサポの提供会員さんに18時50分~19時50分の1時間をお願いします。
実際に援助をしてくださる提供会員さんは、18時50分ごろに保育園に息子をお迎えに行き、そのまま私たちの自宅に連れて帰ってくれます。
帰ったら、妻が事前に用意しておいた冷蔵庫にある食事を温めて子どもに食べさせてくれます。
妻が帰宅するまで、提供会員さんが息子と遊んでいてくれます。その間息子のオムツなども変えてくれます。
お預かりの間、何をしていたかとかを教えてくれます。「ご飯は良く食べていましたよ。」とか「絵本を読んで遊んでいましたよ。」とか「1回うんちしたのでオムツ変えましたよ。」とかです。
料金は当時私たちの住む自治体で、平日の17時以降なので1時間で850円でした。
私たちの家でのお預かり+保育園まで送り
この早朝パターンはたまにでしたが、一応ご紹介します。
僕も仕事の出勤時間6時前で、妻も早番で家を出るのが6時過ぎになるときです。保育園のお預かりは7時からなので、提供会員さんに5時55分~7時10分の1時間15分をお願いします。
実際に援助をしてくださる提供会員さんは、5時55分ごろに私たちの自宅に訪れ、そのまま息子を預かってくれます。息子の朝ご飯は事前に食べさせていました。
朝のうんちとかは大体このタイミングでしていたので、オムツも変えてくれていました。
6時55分ぐらいになると私たちの自宅を出て、息子を保育園まで送ってくれます。持ち物を指定の場所に置くなどの準備もしてくれます。
料金は当時私たちの住む自治体で、平日の9時前なので1時間15分で1275円(850+425)でした。
上記のどちらのパターンのときも、料金の支払いはその月の提供会員さんの最後の日にまとめて直接お渡ししていました。
料金や支払いについては各自治体のファミサポの料金システムで決まっており、私たちも支払い方法は事前の打合わせ(ファミサポさんと提供会員さんの3人)で話し合って決めたと思います。
我が家がお世話になった提供会員の人はこんな人たち

私たちは3人の提供会員さんにお世話になりました。
皆さんお子さんがもう成人しておられる子育て経験者の女性です。お住まいも私たちの家から徒歩5~10分程度のご近所さんでした。
それぞれAさんBさんCさんとして、どんな人たちだったか簡単にご紹介させていただきます。
初めて会ったときの印象
ファミサポのスタッフさんと提供会員さんと私の3者面談みたいな形式で行う事前打ち合わせで、提供会員さんと初めて顔を合わせてお話ししたときの印象をご紹介します。
子どもを預ける以上こちらも真剣に「この人はどういう人なのかな?」と、人を判断する目線で見てしまう部分があります。
そのため少し表現が上目線なところもありますが、そこはご理解いただきご了承いただければと思います。なので、できるだけ当時思ったことを素直に書いていきます。
Aさん
静かなトーンで話される落ち着いた人。3人の中で一番話を理解されている気がして、この人なら大丈夫かなと感じたのを覚えています。
Bさん
明るくて陽気な人。子どもに会ってすぐ「○○ちゃ~ん」と可愛がってくれる感じ。こちらの話に対して「はいはい!」を連発して、こっちの話をあんま聞いてへんなって感じるときはあるが笑、人は良さそう。保育園送迎時の荷物の管理とかできるかな?とやや心配。
Cさん
礼儀正しい普通の人。普通の人なのでよくもわるくも何も思わず、まあ大丈夫かなって思いました。
実際に預けてみて、最終的に感じたこと
Aさん
落ち着いていましたが、案外伝えたことを忘れちゃうこともありました。それでも誠意を持って接してくれるので、嫌な感情は一切沸かず。子どもによく絵本を読んでくれていました。
Bさん
明るく陽気に「はいはい!」と連発しながらも笑、案外確実に伝えたことをやってくれていました。わからないことがあれば質問もしてくださるので、そういう意味でも安心でした。
Cさん
一番安定感がありました。はじめの印象よりも打ち解けた感じで話してくださるようになり、子どももとても懐いていました。
総じていえることは、皆さん普通にとても良い人でした。そして、子どもが好きで、私たちの息子のこともとてもかわいがってくれました。
初めの頃は心配もありましたが、特に大きなトラブルもなく無事に1年間見ていただくことができました。
では本当にトラブルがなかったのか?というと、そうでもありません。小さいアクシデントぐらいならありました。次の章でお話しします。
ファミサポを利用して良かったこと・良くなかったこと(トラブル)

ファミサポを利用して私たちの感じた
- 良かったこと
- 良くなかったこと(トラブル)
を以下にまとめました。
良かったこと
結論からいうと、私たちはファミサポを利用して総合的に良かったと感じています。何より共働きで頼れる人が身近にいない中、子どもを見ていただけたのは本当に助かりました。
ファミサポのおかげで仕事と子育ての両立がなんとかできたと思っています。
他にも感じたことを箇条書きにまとめました。
- 経済的に安かったこと
- ボランティアではなく、お金が発生しているので細かなお願いも頼みやすかったこと
- 子どもをかわいがってくれ、子どもも懐いていたこと
- 自治体の運営であり、なんとなく安心感があったこと
- 提供会員さんが皆さん良い人だったこと
- ご近所さんだったので、何かあってもすぐ連絡がとれ会えたこと
- 提供会員さんが子育て経験者だったこと
- 日程などの調整はすべてファミサポのスタッフさんがしてくれたこと
こんな感じです。
良くなかったこと(トラブル)
良くなかったことはほぼありませんが、一度だけトラブルがありました。
私たちがどちらも保育園の開園前に出勤しなければならなく、早朝に子どもを預かってもらい保育園に送ってもらうパターンのときでした。
私たちは6時過ぎに出るので、5時55分~7時10分(7時に保育園に送ってもらう)をお願いしていました。
その日はいつも落ち着いて話される提供会員のAさんが来てくれる予定でした。しかし、5時55分になっても6時になっても来ませんでしたので、Aさんに電話してみるとうっかり忘れていたようです。
時間的に多少余裕のある私が残り、妻だけ先に出勤させました。5分ぐらいすると、Aさんが自転車で来られ、慌てた様子ですぐに「申し訳ありません!」と頭を下げられました。
お金が発生している以上謝罪は当然のことではありますが、素直に「大丈夫なんで気にしないでいいですよ~」という気持ちになりました。
実際日々の信用があるからか怒りの気持ちは全く湧きませんでした。謝罪もとても誠意あるものだったからかもしれません。
まあでもなんにしろ、このぐらいのトラブル?は起こりえるということです。
これで大事な仕事の取引に遅れたら?とか思うと怖いですよね。なので、これぐらいは多少の想定内で、余裕をもった時間管理が必要だと感じました。
私たちの経験では良くなかったことはこれだけです。
他の経験者の人たちのお話から、他にも考えられるトラブルについてざっと箇条書きにしました。
- 預かり中に子どもが怪我をする
- 預かり中に子どもが突然の発熱など病気になる
- 子どもが提供会員さんの自宅のものを壊してしまう
- 保育園のお迎えに間に合わない(遅刻)
- 預かり中にものが紛失してしまう(盗難を疑うことになる)
- 子どもにこっそりお菓子などをあげてしまう
などなどです。
他にもたくさん考えられることはありますが、ファミサポでは基本的に傷害保険や賠償保険などの各種保険に入っていますので、ある程度の問題には対応できます。
ただそれでも注意は必要ですね。
我が家が感じたファミサポの率直な感想

いかがでしたでしょうか。
ファミサポにしろ、ベビーシッターにしろ、24時間預けられる保育施設にしろ、なんらかの事情で誰かに子どもを見てもらわなければいけないときがあると思います。
そんなとき頼れる人が身近にいなければ、なにかしらの対応を考えますよね?僕らの場合はその結果がたまたまファミサポだったんです。
人によっては他の援助をお借りする方がいい場合もあると思います。ファミサポは一つの対応策として考えればいいと思います。
最後に私たちの経験からいえることは、ファミサポの場合は提供会員さんとの関係性を大事にすることが大切かなと感じました。
お金が発生しているので仕事といえば仕事ですが、どちらかというとファミサポは地域での子育ての助け合いって感じです。
なので、子育ての悩みがあれば子育て経験者の提供会員さんに聞くことだってできます。
ときには仕事や保育園の送迎だけでなく、映画を観に行く、買い物に行くなどリフレッシュを理由にお願いしても私たちはいいと考えています。
ファミサポが気になる人はお住まいの自治体に一度問い合わせ、相談してみるのも良いかなと思います。
私たちの体験談を最後まで読んでいただきありがとうございました。
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